Diary 2009. 4
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4月6日 (月)  神宮寺

先週末、松本の浅間温泉にある神宮寺で、年に一度の法要と花祭りの催しがあって歌ってきた。
コンサート形式のなんとも型破りな法要だ。本堂の別棟にある約300人収容できるホールのステージには塔婆と花が飾られ、住職をはじめ3人の僧侶が読経をする合間合間に歌と演奏が流れる。土日の二日間の法要には、650人を越える檀家さんが集まられた。
ご住職のじんさん(高橋卓志和尚)とはじめてお会いしたのは、1987年の安曇野のけつだし山でのキムドクスサムルノリと小室等さんのジョイントコンサートの時だから、あれからもう22年ものおつきあいになる。
相変わらず口の悪いじんさん、法要の時に、「きれいな声の歌のお姉さんが、いつの間にか歌のおばさんになりました」と紹介してくださって、お客さまに大受け。確かに私はいい歳になったけど、じんさんは昔と少しも変わらないから不思議だ。いつもエネルギーに満ちあふれている。
確か90年代のはじめ頃小室さんのコンサートでちょこっと歌わせてもらってから、何度神宮寺を訪れたか数えることができない。
2007年に終了した尋常浅間学校(校長は永六輔さん)では、音楽教員という肩書きをいただいた。
新井英一さんとのジョイント、山尾三省さんとの「祈りのコンサート」、趙寿玉さん、朴保さん、趙博さんとの「渡来人祭り」、辛淑玉さん、朴慶南さんとの「在日三姉御のトーク&ライブ」、佐高信さん、小室等さんとのトーク&ライブ、中島啓江さん、おおたか静流さんとのジョイントなどなど...。
一番面白かったのは、「李政美シークレットライブin神宮寺ークラブちょんみ松本店ー」。普段の催しではゆっくり楽しむことができないお寺の裏方のみなさんが自分たちのために企画されたもので、私がクラブのママになって、歌と手料理を楽しんでいただくというもの。
2004年年末のクラブちょんみには、大好きだった画家の貝原浩さんも、検査入院中の病院を抜け出して遊びにきてくれた。その貝原さんも、今は神宮寺の墓地にある夢幻塔に眠っている。
神宮寺の案内には、『従来の“暗く・冷たく・寂しい”というお墓のイメージから“明るく・暖かく・にぎやか”なお墓へ…神宮寺から21世紀への永代供養合祀墓「夢幻塔」』と書いてある。要するに、永代供養してくれる共同墓地ということか。
貝原さんがそこで静かに眠ってるはずはなく、誰もが、きっと毎晩お墓の中で楽しく酒盛りをしてるんじゃないかと言うので、なんだか私もそんな気がしてならない。
自分のお墓は要らないけれど、死んだら私も夢幻塔にお邪魔させてもらおうかな、と思ってる。






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